飲食店に関わるIT用語まとめ!基礎的なIT用語をご紹介
飲食業界で一般的に使用されているIT用語や、飲食店向けに開発されているサービスやシステムに使用されている用語を集めてみました。
横文字ばかりでわからづらい、普段使わない言葉だから慣れないなど、お困りの時にご覧になってみてください。用語集は随時反映しますので、定期的にぜひご覧ください。
基礎的なIT用語集
〇IT=Information Technology
パソコンやスマートフォンなどの情報技術の総称を意味します。ITという単語はパソコン、インターネットを表すだけでなくセキュリティや情報処理なども含み広義的な意味で使われます。
〇IoT=Internet of Things
身の回りのあらゆるモノがインターネットにつながる仕組みを表しています。これまではパソコンやスマートフォンのみがインターネットに繋がっていましたが、現在ではテレビやエアコン、冷蔵庫など身の回りのあらゆるものがインターネットとつながることで、モノが相互通信し、遠隔からも認識や計測、制御をすることが可能となりました。
〇デバイス=device
装置、機器などの総称。一般的には、パソコンやスマートフォン、タブレットなど、単体で特定の機能をもつ電子部品・機器のことを指します。
〇セルフオーダー=self order
飲食店の中もしくは外から、何らかのデバイスを使って、お客様自ら注文すること。注文したメニューはPOSレジなどの注文内容が集約されるシステムで一元管理されることがほとんどで、それを見れば現在の状況がわかるため、飲食店の人手不足に役立つシステムと考えられる。
〇モバイルオーダー=mobile order
お客様が店外から事前にモバイルで注文・決済をして、注文時に決めた時間帯・該当店舗に商品を取りに行くのが最近の一般的なモバイルオーダーの流れ。有名ファストフードチェーンやコーヒーショップが導入している。ただ、事前注文・決済のみではなく、店内モバイルオーダーという仕組みもあり、それは来店したお客様が店舗で発行されたワンタイムQRコードを読み取って、そこから注文する流れもモバイルオーダーのひとつ。Okageシリーズの場合は、カスタマイズが可能なことも多いため、気になる点があればぜひ問い合わせフォームからお問い合わせください。
〇クラウド=cloud
クラウド(cloud)は直訳すると「雲」を意味します。なぜ「雲」という単語を使うのか、定説があるわけではありませんが、以前よりネットワーク図を雲であらわすことが多かったことや、ユーザーがソフトウェアやデータの物理的な保存場所(サーバーの設置場所)を意識することなく、「雲の中に隠れたコンピューターから提供されるサービスを利用する」というイメージからきているのではないかと言われています。
※フルクラウドサービスとは⇒情報をクラウド(雲)のなかに集約し、管理・活用すること。従来のコンピューターの利用形態では、利用者は手元のパソコンの中にあるソフトウェアやデータを利用していましたが、クラウドサービスでは、ネットワークを経由して、雲(クラウド)の中にあるソフトウェアやデータをサービスの形でつかう仕組みです。
〇インフラ=Infrastructure
インフラストラクチャの略語。
社会的な基盤を形成するものの総称である用語から転じて、ITを使ってシステムを有効に機能させるために基盤となるハードウェア・サーバ等の事を言う。
〇デジタルサイネージ=Digital Signage
商業施設や駅、店頭などに設置される映像表示システムのこと。「電子看板」を意味し、主に広告媒体として利用されています。
展示会場など様々な場所に設置できるので、特定の目的を持った人に合わせて効果的な広告を見せたり、時間帯によって広告を変えたりすることができます。
〇レガシー(またはレガシーシステム)=Legacy(System)
一般用語としては、時代遅れの古い仕組みのことで、情報システムにおいては主に技術革新による代替技術が広く普及した段階で旧来の技術基盤により構築されているコンピュータシステムを指す。
特に企業の基幹システムのベースとなっていたメインフレーム(汎用コンピュータ)を利用して構築したシステムを指すことが多いです。
これらは、各ベンダーの独自技術により構築されたプロプライエタリ(独自仕様)なシステムであった=汎用的でない