デビットカードおすすめ人気ランキング11選!メリットやデメリットと失敗しない選び方を解説

デビットカードとは利用したその場で指定の口座から、利用金額が引き落とされる、即時決済型のクレジットカードのことです。

審査なしで15歳から利用できるデビットカードは、使いすぎる心配もないため未成年の学生が利用するにもおすすめ。

ネット通販や普段の買い物が便利になるだけでなく、デビットカードの利用でポイントも貯まるため、作っておいた方がお得です。

この記事では、おすすめのデビットカードとして、以下の11枚を紹介します。

利便性や貯めたいポイントの還元率、メリット・デメリットをそれぞれ比較して、デビットカードの人気ランキングをまとめました。

利用目的に合った選び方も解説していますので、この記事を参考にして最適なデビットカードを見つけましょう。

目次

デビットカードのおすすめ人気ランキング11選!各カードの還元率やメリットを調査

初めてデビットカードを発行する人に、おすすめのデビットカードを11枚、人気ランキング形式で紹介していきます。

各デビットカードの還元率やメリット、お得になるポイント、年会費、申し込み可能な年齢などの情報もまとめました。

カード名 Sony Bank WALLETの画像
Sony Bank WALLET
イオン銀行キャッシュ+デビットの画像
イオン銀行キャッシュ
+デビット
PayPay銀行 Visaデビットカードの画像
PayPay銀行 Visaデビットカード
楽天銀行デビットカードの画像
楽天銀行デビットカード
セブン銀行デビット付きキャッシュカードの画像
セブン銀行デビット付き
キャッシュカード
ゆうちょデビットの画像
ゆうちょデビット
SMBCデビットの画像
SMBCデビット
GMOあおぞらネット銀行デビットカードの画像
GMOあおぞらネット
住信SBIネット銀行デビットカードの画像
住信SBIネット銀行
デビットカード
りそなデビットカードの画像
りそなデビットカード
みずほJCBデビットの画像
みずほJCBデビット
年会費 無料 無料 無料 無料 無料 無料 無料 無料 一般:無料
プラチナ:11,000円(税込)
無料 無料
申込可能年齢 15歳以上 15歳以上(中学生除く) 満15歳以上 16歳以上 満16歳以上 満15歳以上(中学生除く) 15歳以上(中学生除く) 15歳以上(中学生除く) 15歳以上 15歳以上 15歳以上
ポイント還元率 0.5~2.0% 0.5~1.0% 0.2% 1.0% 0.5~1.0% 0.25% 0.5% 0.6%~1.2% 0.6%~1.0% 0.5% 0.2~0.4%
国際ブランド VISA JCB VISA JCB
VISA
MasterCard
JCB VISA VISA VISA VISA
MasterCard
VISA JCB

この記事のランキングで選出したデビットカードの、選考基準は以下の3つです。

デビットカードのランキング選定基準
  • ポイントを貯めやすく、使いやすい
  • 申し込みしたときの手続きも簡単
  • お得な特典やキャンペーンが開催されている

クレジットカードのおすすめが多数あるように、デビットカードもクレジットカードと同様に支払いに使えて、未成年でも審査なしで発行できるメリットがあります。

どの銀行のデビットカードがいいのか迷っている人は、この記事のランキングをカード選びに役立ててみてください。

Sony Bank WALLETは海外旅行やPlayStationのゲーム課金に最適なデビットカード

Sony Bank WALLETの画像

公式サイト https://moneykit.net/visitor/sbw/
年会費 無料
申込可能年齢 15歳以上
ポイント還元率 0.5~2.0%
国際ブランド VISA
海外事務手数料 無料

Visa加盟店でのショッピング時に外貨普通預金口座を持っている場合のみ※

Sony Bank WALLETのメリット
  • 外貨普通預金口座を持っている人は海外事務手数料無料
  • 豊富な優待サービスも利用できる
  • PlayStation NetworkとPlayStationStoreで2%のキャッシュバック特典
  • 利用状況に応じてキャッシュバックの還元率が最大2%までアップする

Sony Bank WALLETは、ソニー銀行が発行しているデビットカードです。

店舗のないネット銀行なので、口座の開設からデビットカードの発行まで、すべての手続きをWebで完結します。

デビットカードを発行するために、銀行へ行く時間がない社会人にも適したカードです。

海外旅行や出張の多い人は1枚持っておくとお得

Sony Bank WALLETは、数あるデビットカードのなかでも、特に海外の利用に特化しています。

外貨普通預金口座を持っていれば、海外でSony Bank WALLETを使用した際に、外国通貨のまま引き落としされます。

両替が不要で為替レートについて考える必要もありません。口座開設と同時に発行しておくと便利です。

対象の外国通貨は、以下の10種類です。

  • 米ドル
  • ユーロ
  • 英ポンド
  • 豪ドル
  • NZドル
  • カナダドル
  • スイスフラン
  • 香港ドル
  • 南アランド
  • スウェーデン・クローナ

上記の通貨が使われている国へ、旅行や出張に行く予定のある人は、事前にデビットカードを発行しておきましょう。

外貨普通預金口座を持っていて残高があれば、海外事務手数料が無料になるのもメリットです。

ただしソニー銀行の事務手数料は、1回の買い物などに対して利用金額の1.79%です。

例えばデビットカードで10,000円分の買い物をした場合、手数料は179円かかります。

何度も利用すると手数料だけで出費がかさんでしまうため、Sony Bank WALLETを使えば節約にも繋がります。

PlayStationでゲームしている人はSony Bank WALLETを持っておくとお得

PlayStation NetwaorkやPlayStationStoreでの買い物時にSony Bank WALLETを使えば、利用額の2%がキャッシュバックされます。

他の買い物時のキャッシュバックは0.5%なので、還元率の高い特典です。

PlayStationでゲームをプレイする機会の多い人は、ソフトの購入費用やゲームへの課金がお得になります。

例えばPlayStationのゲームで10,000円分の課金をした場合、200円がキャッシュバックされます。

ゲームをプレイするだけで高額キャッシュバックも狙えるので、Sony Bank WALLETを発行しておきましょう。

イオン銀行のデビットカードはWAONポイントが貯まりやすくお得に買い物できる

イオン銀行のデビットカードの画像

公式サイト https://www.aeonbank.co.jp/debit/
年会費 無料
申込可能年齢 15歳以上(中学生除く)
ポイント還元率 0.5~1.0%
国際ブランド JCB
イオン銀行デビットカードのメリット
  • WAON機能搭載で電子マネーとしても使用可能
  • 毎月10日はWAONポイントが最大5倍も貯まる
  • 毎月20、30日はお客さま感謝デー開催で5%OFF
  • イオン銀行を給与口座に指定すると他行宛振込手数料が無料

イオンでよく買い物をする人は1枚持っておくとお得

イオン銀行のデビットカードを持っていれば、WAONポイントの優待やお客さま感謝デーの割引といった特典が受けられます。

イオン銀行のデビットカードで受けられる、主な特典は以下の通りです。

特典 サービス内容
お客さま感謝デー 毎月20日、30日に5%OFF
G.G感謝デー 55歳以上は毎月15日に5%OFF
ありが10デー 毎月10日はWAONポイントが基本の5倍
※200円で5ポイント貯まる
イオンシネマ ・映画料金300円引き
・お客さま感謝デーは映画料金1,100円

特に大きなメリットは、お客さま感謝デーの特典を利用できることです。

毎月20日、30日の買い物が5%OFFになったり、イオンシネマの映画料金が1,100円割引されたりします。

例えば毎月20日に5,000円の買い物をして映画を見ると、以下の金額が割引されます。

通常 お客さま感謝デー
買い物 5,000円 4,750円(5%OFF)
映画料金 1,800円 1,100円
割引金額 950円

イオン銀行のデビットカードを持っているだけで毎月1,000円以上お得になるため、イオンの利用が多い人はおすすめです。

さらに、毎月10日はWAONポイントが5倍になるため、ポイントが貯まりやすいのもメリットです。

通常は200円で1ポイントのところ、毎月10日は200円で5ポイント貯まり、1ポイント=1円として利用できます。

貯まったポイントは商品に交換もできるので、他のデビットカードと比較してもポイントの使い勝手がいい点も魅力です。

WAONポイントを使って交換できる商品の一例

商品名 必要なポイント(ポイントを貯めるために必要な買い物の金額)
サイクロンスティック型クリーナー(掃除機) 4,400ポイント(880,000円)
三徳包丁 3,500ポイント(700,000円)
新潟県産こしひかり3kg 2,500ポイント(500,000円)
霧島黒豚しゃぶしゃぶ2種食べ比べセット 3,500ポイント(700,000円)
腰痛対策クッション 4,000ポイント(800,000円)
タニタ キッチンタイマー 2,500ポイント(500,000円)

上記の「こしひかり3kg」に交換するためには、通常50万円分の買い物をしなければなりません。

しかし、毎月10日のポイント5倍時にイオンのデビットカードを使えば、10万円分の買い物で交換ができます。

効率よくポイントを貯めたい人や、せっかくカードを持つならお得に利用したい人は、イオン銀行のデビットカードがおすすめです。

デビットカードを発行するには、イオン銀行の口座開設が必要です。

PayPay銀行VISAデビットカードは使いやすく利便性の高さが魅力

PayPay銀行 Visaデビットカードの画像

公式サイト https://www.paypay-bank.co.jp/debit/index.html
年会費 無料
申込可能年齢 満15歳以上
ポイント還元率 0.2%
国際ブランド VISA
PayPay銀行 Visaデビットカードのメリット
  • スマホアプリで管理できて利便性が高い
  • 500円の利用につき1ポイントが付与される
  • 使わないときはカード番号を止められるので学生でも安心
  • 残高不足のときに自動で融資できる機能付き

学生でも使いやすくセキュリティの高さが魅力

PayPay銀行Visaデビットカードは、初めてカードを持つ学生でも使いやすく、利便性の高さが魅力です。

カードの申し込みが完了すると、その場ですぐにカード番号が発行されるので、15分ほどでネット通販の支払いに利用できます。

PayPay銀行のデビットカードは最大4つまで番号を発行できるため、用途によって使い分けが可能です。

「食費」「娯楽費」「学費」など目的別にカード番号を使い分ければ、出費の管理や節約にも役立ちます。

カードを使わないときは番号を停止できるため、使いすぎを防げるのも大きなメリットです。

初めてカードを持つ高校生や大学生の人は、普段カード番号を停止しておくと必要以上にカードを使う心配もありません。

「旅行のときだけ使いたい」「通販の買い物のときだけ使いたい」といった学生にも最適です。

500円の利用ごとに1PayPayポイントが貯まる

PayPay銀行のデビットカードは、500円の利用ごとにPayPayポイントが1ポイント貯まります。

PayPayポイントは、1ポイント=1円として利用可能です。

決済アプリ「PayPay」とデビットカードのアカウントを紐づければ、電子マネーとしても使えます。

コンビニや飲食店をはじめ、全国にある様々な店舗で使えるので、お小遣いやバイト代をできる限り節約したい学生の味方です。

楽天デビットカードはポイントを貯めやすい1.0%の高還元率カード

楽天銀行デビットカードの画像

公式サイト https://www.rakuten-bank.co.jp/debit-card/
年会費 無料
申込可能年齢 16歳以上
ポイント還元率 1.0%
国際ブランド JCB
VISA
MasterCard
楽天銀行デビットカードのメリット
  • ポイント還元率が1.0%と貯まりやすい
  • 学生でも使いやすいセキュリティ対策が魅力
  • 国際ブランドが自分で選べる

楽天デビットカードはポイント還元率が1.0%と高還元!

楽天デビットカードを利用する最大のメリットは、ポイント還元率が高いことです。

100円につき1ポイント貯まり、楽天ポイントが使えるお店で1ポイント=1円で利用できます。

ポイント還元率は驚異の1.0%になっており、他のデビットカードと比較しても高還元率です。

一般的なデビットカードのポイント還元率が0.2~0.5%前後なので、楽天デビットカードがポイントを貯めやすいカードだと分かります。

支払いに楽天ポイントが使えるお店の一例は、以下のとおりです。

楽天ポイント対象店舗の例
  • マクドナルド
  • ガスト
  • すき家
  • ココス
  • ミスタードーナツ
  • CoCo壱番屋
  • 大戸屋
  • ファミリーマート
  • デイリーヤマザキ
  • 西友
  • 東急ハンズ
  • ツルハドラッグ
  • ココカラファイン
  • BEAMS
  • スポーツデポ、アルペン
  • ジョーシン
  • コジマ
  • ビックカメラ
  • ジュンク堂書店

楽天ポイントは学生から主婦、社会人まで多くの人が利用する店舗で使えるため、効率よく貯めたポイントも無駄なく活用できるのも魅力です。

上記以外にも楽天ポイントを使用できる店舗は数多くあり、また定期的に加盟店が増えているため、デビットカードをお得に利用したい人に向いています。

使いすぎやトラブルが防げるセキュリティ面も魅力

楽天のデビットカードは、セキュリティシステムも充実しているため安心です。

楽天デビットカードのセキュリティ機能

セキュリティ名 内容詳細
カードの一時利用停止 マイページからいつでもデビット機能を一時的に利用停止できる。
海外での利用のみ停止することも可能。
利用限度額の設定 1日あたりの利用限度額を1,000円単位で決められる。
不正利用検知システム 不正利用が疑われるとき、メールまたは電話で本人の利用かどうかを確認。確認が取れるまでは、デビットカードの利用が制限されます。
紛失・盗難手続き デビットカードを紛失または盗難されたとき、ネット上で申請を行えば直ちに機能を停止できます。

デビット機能を停止したいときは、マイページからログインすれば、いつでも停止できます。

また、楽天デビットカードで は、1日の利用限度額を設定できます。

例えば、1日の利用限度額を10,000円にしておけば、口座にお金が入っていても10,000円までしかデビット機能が使えません。

デビットの停止機能と併せて使いすぎを防げるので、必要以上にカードを使いたくない人に最適です。

カードを紛失した際もWeb上で手続きできるため、コールセンターに連絡する手間も、営業時間を気にする必要もありません。

デビットカードにしては珍しく、発行するカードの種類を国際ブランドから選べるのも楽天デビットカードのメリットです。

カードのブランドによって海外で利用しやすい国や地域が異なるため、海外旅行や出張の機会が多い人にも向いています。

セブン銀行デビットカードは海外のJCBプラザでサポートを受けられるから安心

セブン銀行デビット付きキャッシュカードの画像

公式サイト https://www.sevenbank.co.jp/
年会費 無料
申込可能年齢 満16歳以上
ポイント還元率 0.5%~1.0%
国際ブランド JCB
VISA
MasterCard
セブン銀行デビット付きキャッシュカードのメリット
  • セブンイレブンと西武そごうで利用した場合にポイント還元率が1.0%
  • 海外でJCBプラザのサポートが受けられる
  • 利用限度額を変更できる

セブンイレブンや西武そごう利用時にポイントが2倍!還元率も1.0%で貯めやすい

セブン銀行のデビットカードのポイントは、1,000円の利用につきnanacoのポイントが5ポイント貯まります。

セブンイレブンまたは西武そごうで利用したときはポイントが2倍になり1,000円で10ポイント付与されます。

ポイント還元率が1.0%になるので、楽天デビットカードと同じく、高還元率です。

例えば、1ヶ月間セブン銀行デビットカードで買い物をすると、下記のポイントが貯まります。

金額 付与ポイント
セブンイレブンでの買い物(毎日500円×20日間) 10,000円 100ポイント
その他デビットカード利用 50,000円 250ポイント
合計 60,000円 350ポイント

毎日の朝ごはんや昼ごはんをセブンイレブンで買った場合、それだけで1ヶ月に100円分のポイントがもらえます。

他の買い物時にもデビットカードを意識して使えば、さらに効率よくポイントを貯められるので、お得に買い物できるのが嬉しいポイントです。

貯まったnanacoポイントは1ポイント=1円で活用できて、セブンイレブンをはじめ多くの提携店舗で利用できます。

デビットカードを発行する際にnanaco搭載の一体型カードを選べば、毎日の買い物で1枚だけ持ち歩けばOKです。

海外旅行時に便利!JCBプラザも利用可能

セブン銀行デビットカードには、JCBが提供しているサポート「JCBプラザ」を利用できる特典が付帯しています。

  • JCBプラザで提供されるサポート内容
  • JCB加盟店の情報や観光情報などの案内
  • ホテルやレストラン、ツアー、各種チケットの予約
  • デビット付きキャッシュカードの紛失、盗難などのトラブルに対するサポート
  • 無料で利用できるWi-Fiサービス

JCBプラザは世界60ヶ所に設置されたサービス窓口で、セブン銀行のデビットカードを持っているだけでサポートが受けられます。

初めて海外に行く人や、卒業旅行などの予定がある学生にもぴったりです。

クレジットカードに近いサポートも受けられるので、万が一のときのために1枚持っておくと便利でしょう。

海外で利用した場合も、その場で口座から引き落としされるため、使いすぎてしまう心配もありません。

海外で利用した金額の引き落としは、自動でレートを換算して日本円で引き落とされるため、旅行中の買い物も楽に会計できます。

ゆうちょデビットはタッチ決済が可能でお得に利用できるキャッシュバック機能付き

ゆうちょデビットの画像

公式サイト https://www.jp-bank.japanpost.jp/kojin/
年会費 無料
申込可能年齢 満15歳以上(中学生除く)
ポイント還元率 0.25%
国際ブランド VISA
ゆうちょデビットのメリット
  • キャッシュバック機能が付いてお得に利用できる
  • タッチ決済が搭載されていて支払いがスムーズ
  • カード番号は裏面に記載されていてセキュリティ性も高い

ゆうちょ銀行のデビットカードはキャッシュバック機能付き

ゆうちょデビットカードは、利用金額に応じてキャッシュバックがあります。

口座に直接キャッシュバックされるためわかりやすく、かつキャッシュバックされたお金が使いやすいのも魅力です。

キャッシュバック率は利用金額の0.25%で、ゆうちょデビットカードで1,000円利用すると25円がキャッシュバックされます。

ネット通販やお店での買い物時の支払いをゆうちょデビットカードにすれば、まとまった金額のキャッシュバックも難しくありません。

ポイントと違い有効期限もないため、期限に縛られずマイペースに利用したい人にもおすすめです。

年齢が15歳以上であれば高校生でも発行できるので、クレジットカードを持つ練習にもなるでしょう。

万全のセキュリティ体制で使いすぎやトラブルも防げる

ゆうちょデビットは、使いすぎや不正利用を防ぐための対策が数多く用意されています。

具体的には、次のようなセキュリティ対策がされています。

セキュリティ対策 内容
カード情報裏面化 カード番号や記号番号は裏面に記載しているため、見られにくい。
不正利用、紛失・盗難デスク 盗難や紛失だけではなく、見に覚えのないカード利用があったとき専用のコールセンターを設置。素早く不正利用に対応できる。
自分でパスワードを設定可能 事前に設定したパスワードを入力しなければ使えないため、不正利用を防げる
利用限度額設定 利用限度額を最大50万円まで、任意の金額に設定可能。
利用通知メール デビットカードを利用すると、登録したメールアドレスに利用通知が届く。

カード番号を盗み見されないように、ゆうちょ銀行デビットでもカード番号が裏面に記載されています。

初めてカードを持つ学生などはカードの管理に慣れておらず、ずさんになりやすい傾向です。

カード番号が裏面に記載されていれば思わぬタイミングでカード番号を盗み見されてしまい、不正利用をされるトラブルを防ぎます。

また、ゆうちょ銀行デビットでは、万が一不正利用をされた場合でも専用のコールセンターが設置されているので安心です。

見に覚えのないデビットカードの利用通知が届いたら、すぐにサポートデスクへ相談できます。

限度額設定も行えるので使いすぎを防ぎ、高額な利用を控えたい人にも適しています。

三井住友銀行のデビットカード「SMBCデビット」はiD機能付きでデザインも選べる

SMBCデビットの画像

公式サイト https://www.smbc.co.jp/kojin/debit/
年会費 無料
申込可能年齢 15歳以上(中学生除く)
ポイント還元率 0.5%
国際ブランド VISA
SMBCデビットのメリット
  • iD機能が付いているのでタッチ決済が可能
  • ポイント付与かキャッシュバックいずれかを選べる
  • 自分好みのカードデザインから選べる

iD機能付きでタッチ決済にも対応している

SMBCデビットは、iD機能を搭載しているデビットカードです。

コンビニや飲食店での支払い時にカードをタッチするだけで、決済が完了します。

iDで決済した支払いもその場で引き落とされるため、クレジットカードに近い感覚で利用できます。

iD決済を採用しているデビットカードは少ないので、スムーズな支払いを求めている人は、SMBCデビットを利用しましょう。

SMBCデビットのカードデザインはシンプルなものからカジュアルなものまで、全4種類の豊富なデザインが用意されており、SMBCデビットならではの特徴です。

特典をVポイント付与またはキャッシュバックのいずれかを選択できる

SMBCデビットでは、利用時の特典をVポイントの付与またはキャッシュバックのいずれかから選択可能です。

Vポイント 利用金額の0.5%分、Vポイントが付与される。
Vポイントは1ポイント=1円での利用、または景品交換や振込手数料などの割引に使える。
キャッシュバック 利用金額の0.25%分、指定の口座にキャッシュバックされる。

Vポイントは今まで景品交換や割引にしか利用できませんでしたが、2022年6月から会計時にも1ポイント=1円として利用できるようになりました。

また、コンビニやネット通販の支払いでもポイントを利用できるため、使い道の幅も広がっています。

なお、付与されるVポイントは、1ヶ月の利用金額の合計を元に算出されます。

例えば1ヶ月のデビットカード利用金額が10万円の場合、500円分のポイントが付与される計算です。

キャッシュバックよりも還元率が高いので、効率よく利用したい人はVポイントがおすすめです。

ポイントの手続きをしたくない、使い道を限定されたくない人は、キャッシュバックを選んでください。

Vポイントとキャッシュバックの変更は、切替期間に申請を行えば、変更可能です。

GMOあおぞらネット銀行デビットカードはPayPayやd払いにも対応しておりキャッシュバック率は最大1.2%

GMOあおぞらネット銀行デビットカードの画像

公式サイト https://gmo-aozora.com/priv/service/card.html
年会費 無料
申込可能年齢 15歳以上(中学生を除く)
ポイント還元率 0.6%~1.2%
国際ブランド VISA
GMOあおぞらネット銀行デビットのメリット
  • キャッシュカード一体型で管理しやすい
  • デビットカードの利用状況に応じてキャッシュバック率が最大1.2%までアップ
  • Visaのタッチ決済が使えるのでお会計がスムーズ
  • PayPayやd払いにも対応している

あおぞらネット銀行も店舗がなく、すべての手続きをWeb上で済ませられるのがメリットです。

デビット機能付きのキャッシュカードなので、カードを発行するときは口座の開設が必要です。

GMOあおぞらネット銀行のデビットカードはポイントの優遇制度がある

あおぞらネット銀行のデビットカードは、通常のキャッシュバック率が0.6%です。

利用状況によって優遇されるカスタマーステージでランクが上がれば、キャッシュバック率は最大1.2%までアップします。

ランクアップの適用条件と特典は以下の通りです。

適用条件 ATM出金手数料 振込手数料 キャッシュバック率
1テックま君 月2回無料 月1回無料 0.6%
2テックま君 外貨普通預金残高30万円以上またはデビットカード30万円以上利用 月5回無料 月3回無料 0.8%
3テックま君 外貨普通預金残高300万円以上 月7回無料 月7回無料 1.0%
4テックま君 外貨普通預金残高500万円以上 月10回無料 月20回無料 1.2%

デビットカードのみの利用であれば「2テックま君」までランクアップが可能です。

「2テックま君」のキャッシュバック率は0.8%で、10,000円分利用した場合は80円キャッシュバックされます。

ランクアップのハードルは高めですが、キャッシュバック率は最初から高めなので、コンスタントに利用すれば多額のキャッシュバックも狙えます。

PayPayやd払いにも登録できる

あおぞらネット銀行のデビットカードは、PayPayやd払いのチャージ用クレジットカードとしても登録が可能です。

クレジットカードと同様に、各決済アプリのカード追加画面から登録ができます。

PayPayやd払いにチャージしたお金の決済は、デビットカードを通じてすぐに引き落とされます。

チャージ分もキャッシュバックされるため、PayPayやdポイントと併せて実質ポイントを二重取りすることも可能です。

PayPayやd払いを日常的に使う人は、あおぞらネット銀行のデビットカードがおすすめです。

住信SBIネット銀行デビットカードはナンバーレスでセキュリティ性が高くスマホ決済にも対応

住信SBIネット銀行デビットカードの画像

公式サイト https://www.netbk.co.jp/contents/lineup/debitcard/
年会費 一般:無料
プラチナ:11,000円(税込)
申込可能年齢 15歳以上
ポイント還元率 0.6%~1.0%
国際ブランド VISA
MasterCard
住信SBIネット銀行デビットカードのメリット
  • ナンバーレスカードのためセキュリティ性が抜群
  • ステータス性の高いプラチナカードも持てる
  • デビットカードの種類を国際ブランドから選べる
  • Apple PayとGoogle Payにも対応している

年会費を払ってステータス性の高いプラチナデビットカードを持てる

住信SBIネット銀行デビットカードは、年会費無料の通常カードが2種類と年会費が11,000円のプラチナカードの3種類があります。

住信SBIネット銀行デビットカードの種類一覧

カード名 デビットカード(Visa) デビットカード(Mastercard) プラチナデビットカード
年会費 無料 無料 11,000円
国際ブランド Visa Mastercard Mastercard
ポイント還元率 0.6% 0.8% 1.0%
スマホ決済 非対応 Apple Pay
Google Pay
Apple Pay
Google Pay
特典・優待 なし なし 旅行傷害保険(海外・国内)
ショッピングガード保険
モバイル端末の保険

年会費無料の通常デビットカードは、選んだ国際ブランドによってカードの機能も変わります。

Mastercardはポイント還元率が0.8%でスマホ決済にも対応しています。

Visaはポイント還元率が低くスマホ決済もできないため、ポイントの貯まりやすさや利便性を重視したい人は、Mastercardのデビットカードを選びましょう。

一方でVisaは世界のシェア率が高く、特にアメリカ方面はVisaカードに対応している店舗も多いです。

アメリカなど、海外旅行の際に使用する目的でデビットカードを発行するなら、Visaカードを選びましょう。

ステータス性も重視したい人は、プラチナデビットカードが最適です。

クレジットカードと同様で、最高1億円の旅行傷害保険が付帯します。

スマホやiPad、パソコンといった通信機器が破損した際に、修理費用として最高10万円まで補償してもらえる保険もあります。

補償などがしっかりとしていて、ステータス性のあるカードを持っておきたい人におすすめです。

スタイリッシュなナンバーレスデザインによって周囲と差をつけられる

住信SBIネット銀行デビットカードは、カードのデザインがスタイリッシュでおしゃれなのもメリットです。

住信SBIネット銀行デビットカードのデザイン

縦型デザインを採用しているデビットカードは少なく、スマートさもあるため周りとの差をつけられます。

また、ナンバーレスなのでカードに番号が記載されていないのも特徴です。

カード番号を盗み見される心配もなく、カードの扱いに慣れていない人も安心して利用できます。

りそなデビットカードはマイルが貯まるだけでなくショッピング保険付きで高額な買い物にも使える

りそなデビットカードの画像

公式サイト https://www.resonabank.co.jp/
年会費 無料
申込可能年齢 15歳以上
ポイント還元率 0.5%
国際ブランド VISA
りそなデビットカードのメリット
  • JALのマイルが貯まるカードも選択可能
  • 入会時にマイルやポイントの特典がある
  • 利用額に応じたボーナスポイントが付与される
  • 利用限度額が設定可能で使いすぎの心配が不要

りそなデビットカードは2種類!カードの利用時にマイルも貯まる

りそなデビットカードには「りそなクラブポイント」が貯まる通常カードと、JALマイルが貯まるJMBカードの2種類があります。

りそなデビットカードの種類

りそなデビットカード りそなデビットカード〈JMB〉
年会費 永年無料 1,100円
※初年度無料
※25歳以下無料
※年1回の利用で無料
貯まるポイント りそなクラブポイント JALマイル
ボーナス特典 ・年間の利用金額に応じてポイント付与
・入会翌月末までに3回以上の利用で500ポイントプレゼント
・ステータスに応じてボーナス2,000マイルプレゼント
・入会翌月末までに3回以上の利用で250マイルプレゼント

マイルのポイントを貯めたい人は、りそなデビットカード〈JMB〉を選びましょう。

年会費があるものの、デビットカードを年1回以上利用すれば免除されるため、実質年会費が無料で利用できます。

どちらのカードも、入会の翌月末までに3回以上利用すればボーナスポイントがもらえます。

りそなクラブポイントは、WAONやdポイントなどのポイントに変換すれば、1ポイント=1円として利用も可能です。

デビットカードを発行した翌月末までに3回利用するだけで、500円分のポイントがもらえるのは魅力です。

また年間の利用金額やステータスによって、ボーナスポイントの付与もあります。

りそなデビットカードのボーナスポイント付与条件

年間利用金額 ボーナスポイント
30万円以上 300ポイント
60万円以上 600ポイント
100万円以上 1,000ポイント

りそなデビットカード〈JMB〉のボーナスポイント付与条件

達成条件 ボーナスマイル
・りそなクラブのステータス「ルビー」以上
・JALマイレージバンクのFLY ONステータス「クリスタル」以上
2,000マイル

ボーナスポイントを獲得してお得に利用するためには、日用品の買い物やスマホ料金の引落しをりそなデビットカードにしておきましょう。

年間120万円以上利用すれば、りそなクラブのステータスがルビーに上昇します。

また、1年間で30,000FLY ONポイント分搭乗すれば、FLY ONステータスもクリスタルに上昇します。

ボーナスマイルを獲得するには2つの条件をクリアする必要があるので、出張や旅行で飛行機に乗る機会が多い人向けのカードです。

みずほJCBデビットはWalletアプリと連携すれば支払いから管理まで簡単!

みずほJCBデビットの画像

公式サイト https://www.mizuhobank.co.jp/retail/mizuhoapp/wallet/iOS/index.html
年会費 無料
申込可能年齢 15歳以上
ポイント還元率 0.2~0.4%
国際ブランド JCB
みずほJCBデビットのメリット
  • みずほWalletアプリと連携するとスマホでのタッチ決済が可能
  • 利用金額に応じてキャッシュバック率がアップする
  • カード番号は盗み見防止で裏面に記載されており安心
  • スマホアプリで利用金額や口座残高を確認、管理できる

みずほWalletアプリと連携すれば利便性が大きくアップ!

みずほデビットカードは「みずほWalletアプリ」と連携すれば、より便利に使えます。

みずほWalletアプリとの連携でできること

サービス 内容
スマホ決済 口スマホをかざすだけで決済できる
口座残高チェック みずほJCBデビットと紐づいている口座の残高をいつでも確認可能
利用状況チェック 週次・月次ごとにデビットカードや口座の利用状況を確認可能

アプリと連携すれば、支払いはスマホをかざすだけで完了します。

「QUICPayで」と伝えればみずほJCBデビットが利用できて、その場で口座から引き落とされます。

アプリ内で、口座残高や利用状況などがチェックできるのも大きなメリットです。

こまめにアプリで確認しておくことで、買い物時に予定以上の使いすぎを防げます。

みずほWalletには「Mizuho Suica」もあるため、電車やバスなどを利用する際も直接Suicaにチャージ可能で、そのままスマホだけで電車やバスを活用できます。

キャッシュバック率が最高0.4%!利用金額によって還元率がアップする

みずほJCBデビットのキャッシュバック率は基本0.2%ですが、利用金額によって最大0.4%までアップします。

キャッシュバック率は、以下の条件でアップします。

1ヶ月の利用金額 キャッシュバック率
5万円未満 0.2%
5万円~10万円未満 0.3%
10万円以上 0.4%

キャッシュバック率を0.4%にするには、1ヶ月に10万円以上利用する必要があります。

買い物だけでなく、スマホ料金や公共料金の支払いもみずほJCBデビットにしておけば、1ヶ月で10万円の利用も難しくはないでしょう。

また、毎月10万円利用すれば、400円分のキャッシュバックももらえます。

デビットカードを他のカードと比較!ポイントが貯まってお得

デビットカードとはカードを利用したその場で、銀行口座から決済した金額が即時引き落としされるカードを指します。

必ず銀行口座と紐付けられているため、口座に入っている残高以上の利用ができません。

その場でお金が口座から引き落とされるため、支払えないような高額商品を購入する心配もありません。

紐付けられる銀行口座を持っていれば、審査なしで発行可能です。

  • クレジットカードで高額な請求をされるのが怖い
  • 後払いには抵抗がある
  • 借り入れや支払いを遅延した経験があり、クレジットカードを発行できない
  • 20歳未満で高校生

上記のような理由で、クレジットカードの発行に抵抗があったり、そもそも発行できなかったりする人は、デビットカードを発行しましょう。

デビットカードはポイントが付くので現金払いよりもお得!

デビットカードは使ったその場でお金が銀行口座から引き落とされるので、現金払いとほとんど変わりません。

現金払いはATMでお金を引き出して、店頭で現金を出して支払います。

一方でデビットカードは、会計時にカードを提示するだけで支払いが完了します。

デビットカードは現金払いとほぼ変わらない感覚で、いつもの支払いをスマートに行なえるのが魅力です。

またデビットカードを使えばポイントが貯まったり、キャッシュバックを受けられたりするのも特徴です。

少しでも節約したい人やお得に買い物したい人にも向いています。

クレジットカードやプリペイドカードとデビットカードではお金の引落しタイミングが違う

クレジットカードやプリペイドカードと、デビットカードではいくつか違いがあります。

デビットカード・クレジットカード・プリペイドカードの比較

デビットカード クレジットカード プリペイドカード
申込可能年齢 15歳以上(中学生除く) 18歳以上(高校生除く) 原則年齢制限なし
支払いのタイミング 即時支払い 後払い 即時支払い
審査 なし あり なし
年会費 無料のカードが多い 無料~数万円以上 無料
利用限度額 銀行口座の残高まで 10万円~200万円ほど 事前にチャージした金額まで
キャッシング枠 なし あり なし
ポイント還元率 0.5%~ 0.5%~ 0.5%~
付帯保険 なし
※年会費ありのデビットカードは付帯あり
あり なし

即時支払いのデビットカードは審査が不要!

各種カードの最も大きな違いは、カードを利用した際のお金が引き落とされるタイミングです。

デビットカードは、カードを利用したときすぐに銀行口座から引き落とされます。

プリペイドカードは、交通系ICカードのように事前にチャージして使用するシステムです。

そのため、プリペイドカードは使ったタイミングでチャージ残高から支払われます。

デビットカードとプリペイドカードは、利用した際に引き落とし決済が完了するため、審査の必要がありません。

一方でクレジットカードの場合は、カード利用時の決済をクレジットカード会社が一度建て替えて支払い、翌月以降にクレジットカード会社に対してカードの利用者が支払いをするシステムです。

そのため、クレジットカードは利用時に銀行口座にお金がなくても、支払日に引き落としできれば問題ありません。

ただし使いすぎて支払いできないなどのトラブルを防ぐため、クレジットカードは申し込み時に返済能力の有無の審査があります。

審査なしでカードを使いたい人や審査に通らない人は、デビットカードやプリペイドカードを選んでください。

プリペイドカードは利用前にチャージの必要があるため、より利便性を重視するならデビットカードがおすすめです。

デビットカードを申し込みできる年齢は15歳から

デビットカードは中学生を除く満15歳から申し込み可能です。

高校生でネット通販の支払いやアプリへの課金を手軽にしたい人は、デビットカードが最適です。

ただし中学生の場合はデビットカードを発行できないため、プリペイドカードを発行しましょう。

どのカードも基本的に年会費は無料で利用できる

デビットカードだけでなく、プリペイドカードやクレジットカードも基本的に年会費は無料で使えるものばかりです。

クレジットカードの場合は年会費を払うことで、さらに充実したサービスを受けられるカードもあります。

付帯保険や優待を重視している人は、クレジットカードをメインに探してみましょう。

デビットカードにもポイント優待や付帯保険が付いているものもありますが、クレジットカードに比べるとサービス内容は軽めです。

デビットカードの利用が向いている人のチェックリスト
  • 年齢は15歳以上の高校生で、クレジットカードが発行できない人
  • 過去にクレジットカードの審査に落ちた人
  • できれば年会費を支払わずに利用したい人
  • 後払いを利用したくない人
  • 使いすぎるのが怖い人
  • 事前にチャージをする手間を省きたい人

デビットカードのメリット6選!現金払いよりも断然お得に買い物可能

デビットカードの利用には、大きく分けて6つのメリットがあります。

  • 銀行の残高以上利用できないため使いすぎない
  • 高校生でも作れるためクレジットカードの練習になる
  • ポイントも貯められる
  • ATMでお金を下ろす手間がなくなる
  • 付帯保険などのサービスが付いているデビットカードもある
  • スマホアプリで残高や出費の管理が簡単にできる

特に、現金払いを主流にしている人は、デビットカードに切り替えるだけで利便性が高まります。

デビットカードは銀行口座の残高までしか使えないので使いすぎを防げる

デビットカードの決済は即時引き落としのため、クレジットカードで陥りやすい「お金がないのに使いすぎてしまった」といったトラブルを防げます。

デビットカードは支払ったときに、紐づけた銀行口座からすぐに引き落とされます。

そのため、銀行口座に入っている残高以上の買い物はできません。

例えば、口座に30,000円しか入っていない状態で35,000円の買い物をした場合、残高が不足しているため決済ができません。

レジで「このカードは利用できない」と表示された場合、銀行口座の残高が不足していることがわかります。

残高が足りないだけですので、後ほど銀行口座に入金すればまたすぐに利用可能です。

利用制限をかければ使いすぎも対策できる

「口座に入っているお金をすべて使うのは困る」という人は、デビットカードに利用制限の設定も可能です。

利用制限をかけず使うと、本来買い物や娯楽目的に使ってはいけない生活費や家賃の分も、知らないうちに使ってしまう恐れがあります。

デビットカードは「1日に1万円までしか使えない」といった細かい制限ができます。

高校生もネット通販やスマホ決済の支払いが簡単に!デビットカードは15歳以上で申し込める

デビットカードは、満15歳以上になっていれば高校生でも発行可能です。

高校生はクレジットカードを持てないため、現金払いのできない買い物のとき、非常に不便です。

その場で現金払いができない買い物の例
  • ネット通販
  • フリマアプリ
  • スマホアプリの課金
  • スマホ料金の支払い

上記のようなタイミングで現金払いをするには「コンビニ払い」を選択しなければなりません。

しかし、コンビニ払いを利用するには100~300円前後の手数料が必要です。

お小遣いやバイト代をやりくりしている高校生にとって、数百円でも手数料の出費は痛手と言えるでしょう。

クレジットカードを持っている家族に頼む方法もありますが、何度もお願いをすると「無駄遣いをしているのではないか」と疑われたり、叱られたりするリスクもあります。

デビットカードを持っていれば、クレジットカードと同様の感覚で支払いができるため、手数料など余計な出費もかかりません。

頻繁にコンビニ払いを利用している人は、デビットカードを1枚持っているだけで生活が便利になり、余計な手数料を支払う必要もなくなります。

現金払いの感覚でポイント還元やキャッシュバックも受けられる

デビットカードではカードを利用した際に、ポイント還元やキャッシュバックが受けられます。

一般的なポイント還元率は0.5~1.0%前後で、キャッシュバック率は0.2~0.6%程度です。

例えば10,000円利用した場合、20~100円分のキャッシュバックやポイントが得られる計算です。

少額ではメリットを感じにくいですが、継続して使い続けることで、まとまった還元を受けられます。

毎月のデビットカードの利用金額が10万円の場合

ポイント還元率 1.0%
デビットカード使用期間 1年間
獲得ポイント合計 12,000ポイント

例えば毎月10万円利用して1年間続けたとき、ポイント還元率が1.0%だと、12,000円分のポイントが受け取れます。

人によってはスマホ代金数ヶ月分くらいのお金が返ってくると考えると、大きなメリットです。

一方で同じ金額を現金で支払った場合、12,000円分の還元はありません。

現状の現金払いをデビットカードに変更するだけで、1万円以上お得になるので、デビットカードを持った方がおすすめです。

ポイント還元率が1.0%以上になるデビットカードは、以下の通りです。

カード名 ポイント還元率
楽天デビットカード 1.0%
イオン銀行デビットカード 0.5~1.0%
セブン銀行デビットカード 0.5~1.0%

通販サイトやコンビニ、スーパーなどが発行しているデビットカードはポイント還元率が高い傾向にあります。

デビットカードを使えばATMから現金を引き出す手間が省ける

日々の支払いをデビットカードに切り替えれば、ATMからわざわざ現金を引き出す必要もありません。。

現金で支払いをするためには、定期的にATMでお金を引き出す必要があります。

しかし、ATMで現金を引き出す際には、以下のようなデメリットもあります。

  • ATMの手数料がかかる
  • 慣れない場所はコンビニやATMが見つけづらい
  • ATMが混雑していると現金を引き出すまでに時間がかかる

財布に現金がない場合、どれだけ急いでいてもATMでお金を下ろさなければならないため、大幅なタイムロスにもなります。

さらに、手数料無料のATM以外でお金を引き出した場合、110円~220円ほどの手数料がかかります。

例えば1週間に1回お金を引き出した場合、1ヶ月にかかる手数料は880円ほどです。
少ないお金をやりくりしている学生や、節約したい主婦にとっては大きな出費と言えるでしょう。

デビットカードを使うことで手間を省けるだけでなく、手数料も節約できます。

ATMにお金を引き出しに行く時間がなくて焦った経験がある人、ATM手数料がもったいないと感じる人は、デビットカードがおすすめです。

付帯保険付きのデビットカードなら海外旅行でも活躍する

デビットカードのなかには、海外旅行中に役立つ保険が付帯しているものもあります。

各種保険が付いているデビットカードは、以下の通りです。

デビットカード名 付帯している保険
Sony Bank WALLET ・ショッピング保険
イオン銀行デビットカード ・ショッピングセーフティ保険
楽天銀行デビットカード ・国内旅行傷害保険
・海外旅行傷害保険
住信SBIネット銀行プラチナデビットカード ・国内旅行傷害保険
・海外旅行傷害保険
・ショッピングガード保険
・モバイル端末の保険
りそなデビットカード ・ショッピング保険
ゆうちょ銀行デビットカード ・お買物安心保険

ショッピング保険やお買物安心保険は、デビットカードを使って購入した商品が破損や故障をしたときに、一定金額を補償する保険です。

高額な商品を購入する際には、ショッピング保険が付帯しているデビットカードを使うと安心でしょう。

旅行の機会が多い人は、旅行傷害保険付帯のデビットカードが最適です。

旅行傷害保険は楽天デビットカード、または住信SBIネット銀行のプラチナデビットカードに付帯しています。

プラチナデビットカードは年会費がかかるものの、保険の補償金額は最高1億円と高額です。

デビットカードはアプリで残高や利用金額を管理できる

デビットカードは銀行口座と紐付いているため、銀行のアプリをインストールすることで利用状況を管理できるのが便利です。

例えばみずほJCBデビットの場合、みずほWalletアプリと連携することで利用できるサービスが一気に広がります。

みずほWalletアプリと連携することでできること
  • 銀行の口座残高の確認
  • デビットカードの利用明細の確認
  • スマホタッチ決済を利用できる

アプリを使えばいつでも口座残高や利用状況も確認できるため、使いすぎる心配もないのがメリットです。

利用履歴がいつでも確認できれば、いつ・どのタイミングで出費したのかが、家計簿の代わりに管理できます。

家計簿を付けるのは面倒だと感じている人は、手軽にお金の管理ができるのでおすすめです。

使い勝手はクレジットカードに比べて劣る?デビットカードのデメリット5選

デビットカードは現金の代わりに利用するとメリットは多いですが、他の支払い方法に比べるとデメリットもあります。

デビットカードのデメリットは、主に5つあります。

  • 口座残高が不足していた場合は使えない
  • クレジットカードに比べてポイントの還元率は低い
  • 分割払いやリボ払いは利用できない
  • ETCカードは発行できない
  • デビットカードが使用できない店舗もある

デビットカードには、クレジットカードに比べると劣るポイントがいくつかあります。

デビットカードの決済は即時引き落しなので口座残高が不足していると使えない

デビットカードは、使ったその場で口座からお金が引き落とされるため、口座残高が不足していると使えません。

商品を購入するときに、口座残高が1円でも不足していたら利用できないので、いざというときに使えない可能性はあります。

口座にお金を入れておく必要があるため、デビットカード用に口座を開設した場合、メイン口座からデビットカード用の口座にお金を移す手間がかかります。

クレジットカードは、引き落としのタイミングで残高があればいいので、購入時に残高が不足していても買い物が可能です。

デビットカードとクレジットカードの利用したときの違い

デビットカード クレジットカード
購入したい商品の金額 3,000円 3,000円
購入時の口座残高 2,800円 2,800円
支払いタイミング 即時 翌月の支払日
購入可否 購入できない 購入できる

例えばイオンのクレジットカードの場合、支払日は翌月の2日です。

クレジットカードを使用したタイミングで残高が不足していても、翌月2日までに引き落とされる口座にお金を入れておけば購入できます。

デビットカードは利用時に残高が不足していると購入できないので、使い勝手が悪く感じる人もいます。

デビットカードのポイント還元率は最高1.0%でクレジットカードに比べて低い

デビットカードのポイント還元率は、クレジットカードに比べると低めに設定されています。

デビットカードのなかでもポイント還元率が高いデビットカードは「楽天デビット」の1.0%還元です。

100円の買い物につき1ポイントが付与されて、1ポイント=1円で利用できます。

一方で楽天クレジットカードの場合は、1.0%以上の還元率も目指せます。

楽天カードのポイント還元率比較

楽天デビットカード 楽天クレジットカード
基本の還元率 1.0% 1.0%
楽天ポイントランク 最大プラチナランクまで 最大ダイヤモンドランクまで
ハッピープログラムランク 最大スーパーVIPまで 最大スーパーVIPまで
最大ポイント倍率 3倍 4倍

楽天カードには、ランクシステムが2種類あります。
楽天ポイントのランクは、楽天を利用してポイントを貯めれば自動的にアップします。

楽天ポイントランクで最も高いランクは「ダイヤモンド」で、最大4倍ものポイントの獲得が可能です。
ダイヤモンドランクになるには、楽天のクレジットカードを所持する必要があります。

デビットカードでポイントを貯めてもダイヤモンドランクにはなれず、ポイント倍率は最大3倍までです。
ハッピープログラムは楽天銀行を利用している人向けの特典ですが、最高ランクの「スーパーVIP」でもポイント倍率は最大3倍です。

つまりデビットカードはクレジットカードよりも、ポイントは貯めにくいと言えます。

より効率よくポイントを貯めたい人は、デビットカードではなくクレジットカードの方がおすすめです。

デビットカードは即時支払い限定で分割払いやリボ払いができない

デビットカードは、分割払いやリボ払いを利用できません。

リボ払いや分割払いは、高額な商品を購入するときや金銭的な余裕がないときに役立ちます。

支払い方法 詳細
分割払い 1つの商品を購入する際、支払いを任意の回数に分割できる
リボ払い 利用金額に限らず、1ヶ月ごとの支払いを一定金額にする

分割払いやリボ払いの決済は商品の購入時ではなく、引き落とされるタイミングで反映されます。

そのため、購入時に即時引き落としされるデビットカードは、分割払いやリボ払いが使えません。

一括払いしか使えないため、分割払いをしたい人はデビットカードはあまり向いていません。

デビットカードはETCカードを発行できないためドライバーに不向き

デビットカードの場合、ETCカードの発行ができません。

残高不足で高速道路が通行できないなど、トラブルを防止するためです。

そのためETCカードの発行も検討している人は、クレジットカードを発行しましょう。

どうしても後払いをしたくない人や、クレジットカードの審査に通らなかった人は「ETCパーソナルカード」とデビットカードを併用するのがおすすめです。

ETCパーソナルカードとは、有料道路の支払い用に発行できるカードのことです。

ETCパーソナルカードは、保証金(デポジット)を入れておけばいつでも利用できて、指定の銀行口座から引き落とされます。

デビットカードでは利用できない店舗もあるため注意が必要

デビットカードには、利用できない店舗や支払い方法があります。

国際ブランドに加盟していたとしても、オンライン決済の端末を導入していないと、デビットカードは利用できません。

例えば下記の支払いは、デビットカードを利用できません。

  • 電気やガス、水道代などの公共料金
  • 有料道路を利用する際の料金
  • 電車などの機内販売
  • ガソリンスタンドでの支払い

クレジットカードの場合は使えるのに、デビットカードでは使えない支払いもあります。

そのためデビットカードを発行後、現金の持ち歩きがおろそかになると、デビットカードを利用できないお店に入ったときに面倒です。

デビットカードを発行する際は、あらかじめ使える店舗を把握しておきましょう。

「せっかくカードを発行するなら多くの店で使いたい」という人は、クレジットカードの方がおすすめです。

デビットカードを選ぶときに押さえたいポイント4選!自分に最適なカードの選び方

デビットカードの発行を検討している人は、以下のポイントをチェックして選ぶのがおすすめです。

  • 年会費が無料か
  • ポイント還元率が1.0%以上ある
  • スマホ決済にも対応している
  • 海外での手数料が無料または安い

年会費が無料のデビットカードなら手軽に発行できる

デビットカードは、年会費無料のカードを選ぶのがおすすめです。

デビットカードは年会費無料がほとんどで、年会費のかかるデビットカードは多くありません。

年会費のかかるカードは付帯保険などが充実している程度で、他のサービスは無料のデビットカードとほぼ同じです。

「付帯保険を重視したい」といった明確な目的がないのであれば、年会費無料のデビットカードを選びましょう。

年会費のかからないデビットカード
  • 楽天銀行デビットカード
  • GMOあおぞらネット銀行デビット
  • PayPay銀行 Visaデビットカード
  • イオン銀行デビットカード
  • SMBCデビット
  • セブン銀行デビットカード
  • りそなデビットカード

ポイント還元率が1.0%以上の高還元デビットカードを選べばさらにお得

よりお得に利用したい人は、ポイント還元率が1.0%以上になるデビットカードを選びましょう。

デビットカードのポイント還元率は、銀行の預金額や使う場所によって変動します。

例えばイオン銀行デビットカードでは、イオンやマックスバリュなどのイオングループで利用した場合にポイント還元率は2倍です。

ポイント還元率が1.0%の楽天デビットカードでは、ポイントランクが上がると楽天での買い物時に付与されるポイント倍率もアップします。

使用頻度の高い店舗のある人は、ポイント還元率が高くてお得にポイントも貯まるデビットカードを選びましょう。

ポイント還元率の高いデビットカード
  • 楽天銀行デビットカード
  • イオン銀行デビットカード
  • セブン銀行デビットカード

スマホ決済に対応しているデビットカードを選べば買い物が便利

支払いをスマートにしたい人は、Apple PayやGoogle Payなどのスマホ決済に対応しているデビットカードを選びましょう。

スマホ決済が利用できれば、支払い時にカードを持ち歩かなくても買い物ができます。

スマホ決済が利用できる国際ブランド比較

JCB Visa
利用シーン 国内メイン 海外メイン
利用できるスマホ決済 Apple Pay
Google Pay
Google Pay

国内での利用が多い人は、JCBのデビットカードが最適です。

JCBは国内ほとんどの店舗で利用できて、Apple PayとGoogle Payの両方にも対応しています。

出張や旅行などで海外利用の機会がある人は、Visaのデビットカードが適しています。ただし、Google Payにしか対応していないので注意しましょう。

iPhoneユーザーはVisaのデビットカードでスマホ決済ができないので、スマホ決済を利用したいiPhoneユーザーはJCBのデビットカードを選びましょう。

スマホ決済を利用できるデビットカード
  • 楽天銀行デビットカード
  • イオン銀行デビットカード
  • セブン銀行デビットカード

海外旅行目的で作るなら海外での事務手数料が無料のデビットカードを選ぶ

旅行や出張などで海外を利用する機会が多い人は、海外での事務手数料が無料のデビットカードを選びましょう。

一般的に海外でデビットカードを利用するとき、事務手数料として約1.6~3.0%必要ほどかかります。

海外の事務手数料の発生例

事務手数料1.6%のカード 事務手数料3.0%のカード
デビットカードの利用料 10,000円 10,000円
海外事務手数料 160円 160円

海外で10,000円の買い物をデビットカードで支払った際に、事務手数料が3.0%の場合は300円がかかります。

支払いごとに手数料が発生するため、旅行中に何度もデビットカードを使うと手数料だけで数千円支払うこともあるでしょう。

外貨預金口座を作成して入金した場合に、海外での事務手数料が無料になるデビットカードは以下の2つです。

海外での事務手数料が無料になるデビットカード
  • Sony Bank WALLET
  • ANAマイレージクラブ

デビットカードを実際に使う方法や使用するシーンに合わせた使い方

デビットカードには、主に以下の3つの支払い方法があります。

  • 実店舗で利用する
  • ネットショップで利用する
  • 海外の店舗で利用する

デビットカードは即時引き落とされるカードですが、基本的な使い方はクレジットカードやプリペイドカードと変わりません。

レジでカードを出して機械で読み取るだけなので、特別な操作は不要です。

初めてのカード利用で不安な人は、あらかじめ使用方法を確認しておきましょう。

実店舗でデビットカードを利用するときはクレジットカードと同じ使い方でOK

デビットカードを実店舗で利用する手順は、クレジットカードと同じです。

実店舗でデビットカードを使う手順は、以下の通りです。

  1. デビットカードを利用できるか確認する
  2. カードを読み込む機械に差し込む、またはタッチ決済をする
  3. 支払い回数は「1活払いで」と伝える
  4. 暗証番号を機械に入力する
  5. 決済が完了

デビットカードを利用できるか分からないときは、店員に聞きましょう。

デビットカードは一括払いしかできませんので、支払い回数を聞かれたら「1活払いで」と答えましょう。

分割払いを希望した場合、デビットカードでは決済できない可能性があります。

デビットカードをネットショップで利用するときはクレジットカード払いを選択する

ネットショップでデビットカードを利用するときは、クレジットカード払いを選択しましょう。

ネットショップの支払い時にデビットカードを利用する手順は、以下の通りです。

  1. 決済のページまで進む
  2. 決済方法の選択画面で「クレジットカード」を選ぶ
  3. デビットカードのカード番号と有効期限を入力する
  4. 即時決済が完了する

デビットカードであったとしてもネットショップで問題なく買い物ができます。

国際ブランドに対応している店舗なら海外でもデビットカードが利用可能

海外でデビットカードを利用したいときも、国内での利用時と同じく「クレジットカードで払いたい」と伝えれば支払えます。

海外で利用するときは、自分が持っているデビットカードの国際ブランドに対応しているか、あらかじめ必ず確認しましょう。

Visaのデビットカードを持っている場合は、Visaのカードを取り扱っている店舗でしか利用できません。

海外でデビットカードを利用する際の手順は、以下の通りです。

  1. 「クレジットカードで払いたい」とレジで伝える
  2. カードを読み込みの機械に差し込む
  3. 支払い回数は「1活払いで」と答える
  4. デビットカードの暗証番号を入力する
  5. 決済が完了する

海外でデビットカードを利用した場合も、その場で口座からお金が引き落とされます。

紐付けている口座が日本円の普通口座なら、引き落とされる金額は決済したその日の為替レートを参照にして自動で換算されます。

外貨普通預金口座と紐付けていれば、購入した金額そのままが引き落とされるので便利です。

いずれにしても、自分で為替レートを確認して両替する手間が不要です。

デビットカードを発行したい人のよくあるQ&A

デビットカードの発行を検討している人が、よく気にするポイントをQ&A形式で紹介します。

  • デビットカードがなかなか普及しない理由は何?
  • 学生におすすめのデビットカードは何ですか?
  • デビットカードがおすすめではない人は?
  • 銀行系デビットカードでおすすめは?
  • デザインが可愛いデビットカードはある?

デビットカードがなかなか普及しない理由は何?

デビットカードがなかなか普及しない理由は、主に以下の2つです。

  • クレジットカードが比較的発行しやすい
  • ポイントの還元率が低い
  • 分割払いやリボ払いが利用できない

デビットカードは審査なしで発行できるため、クレジットカードで審査に通らなかった人のセーフティネットとしても活躍します。
しかし、日本のクレジットカードの審査はあまり厳しくなく、学生でも発行が可能です。

日本クレジット協会のクレジット関連統計によると、クレジットカードに申し込んだ人のうち約75%が審査に通っています。

クレジットカードを発行しやすいため、あえてデビットカードを利用する人が少ないと考えられるでしょう。

また、クレジットカードに比べるとデビットカードのポイント還元率が低いのも、普及しない原因の1つです。

デビットカードの基本のポイントは還元率が低く、ポイントよりもキャッシュバックをメインに行なっています。

ボーナスポイントや入会特典も少ないため、クレジットカードに比べると普及率が低くなっています。

学生におすすめのデビットカードは何ですか?

デビットカードのなかでも、学生におすすめしたいのは以下の3つです。

  • 楽天銀行デビット
  • PayPay銀行Visaデビット
  • Sony Bank WALLET

学生がデビットカードを持つ場合は、ポイント還元率が高くて15歳から利用できるカードを選びましょう。

また、楽天市場をよく利用する人は、楽天銀行デビットが最適です。

楽天銀行デビットなら還元率が1.0%でポイントが貯まりやすく、貯まった楽天ポイントは街中の店舗で利用できるのも魅力です。

PayPay銀行Visaデビットは、アプリに登録すればPayPayポイントが貯まります。

貯まったポイントはPayPayの支払い時に利用できるため、コンビニや飲食店の支払いでも使えます。

Sony Bank WALLETは、ゲームが好きな学生に最適です。

PlayStationの支払いでポイントの優待を受けられるため、効率よくポイントが貯められます。

デビットカードがおすすめではない人は?

以下の条件に当てはまる人は、デビットカードの発行には向いていません。

  • 銀行の口座にお金が入っていない
  • 分割払いやリボ払いを利用したい
  • ETCカードを使いたい
  • カード利用時にポイントを効率よく貯めたい

デビットカードは支払い目的別に銀行口座を分けていると、残高不足で利用できない可能性があります。

また、デビットカードは分割払いやリボ払いが利用できず、ETCカードの発行も対応していません。

ポイント還元率も低いため、ポイントを沢山貯めたい人はクレジットカードを発行しましょう。

銀行系デビットカードでおすすめは?

デビットカードは普段自分が使っている銀行口座で作りましょう。

デビットカードは銀行口座と紐付ける必要があるため、口座を開設する必要があります。

銀行口座を開設するためには店舗に出向く、またはネットで申し込んでから3日~1週間ほど待たなければなりません。

時間がかかる上に、新しく開設すると管理する銀行口座が増えます。

ポイント還元率やスマホ決済などの利便性にこだわりがないなら、すでに口座を持っている銀行でデビットカードを発行するとよいでしょう。

今から銀行口座を開設する場合は、ポイント還元率の高いネット銀行系のデビットカードがおすすめです。

ポイント還元率の高いネット銀行のデビットカード
  • セブン銀行デビットカード
  • PayPay銀行Visaデビット

デザインの可愛いデビットカードはある?

デザインの可愛いデビットカードを欲しい人は、SMBCデビットがおすすめです。

SMBCデビットは、4種類のデザインから選べます。

SMBCデビットのデザイン

シンプルなデザイン以外にも、桜の花びらデザインや「ミドすけ」などのデザインもあり、ポップな印象を与えてくれます。

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