ITにできること 2023年2月24日

スマホで簡単にテイクアウトを事前注文！モバイルオーダー導入メリットを徹底解説！

コロナ禍を機に、飲食店の味を家で楽しむ事ができるテイクアウトの需要が伸びています。
しかし飲食店に話を聞くと、なかなか上手くテイクアウトの注文に対応できていない…との声もよく聞きます。
人手不足で電話対応ができない、注文が入らないなど飲食店がテイクアウト注文で抱えている問題は様々です。本記事ではこのような飲食店のテイクアウトに関するお困りごとを解決できるサービスをご紹介していきます！

モバイルオーダーとは

まずモバイルオーダーとは、スマートフォンなどの端末を利用して商品の注文や決済を行うことができるシステムです。店内での注文に利用することもできますし、テイクアウトの注文を事前に済ませておく使い方もできます。お客様と店員との接触機会を減らせるという点から、コロナ禍を機に幅広く導入が進むようになってきています。

→参照　モバイルオーダーとは？メリット・デメリットや向いている店舗について

テイクアウト用のモバイルオーダーとは

テイクアウト用のモバイルオーダーとは、店舗の外からスマートフォンなどの端末を利用してテイクアウト商品の事前注文・事前決済を受けることができるシステムです。テイクアウト専門店やファストフードの業態でよく導入されている事が多いサービスになります。マクドナルドやスタバで利用したこともある方も多いのではないでしょうか。テイクアウト用のモバイルオーダーは注文を管理するタブレット1つあれば始めることができます。

近所のお店はテイクアウトやっているのかな？忙しそうだし電話でテイクアウト注文するの辞めとくか…このような機会損失を全て解決できるサービスがテイクアウト用のモバイルオーダーです。

テイクアウト用モバイルオーダーの導入メリットとは

テイクアウト用モバイルオーダーの導入メリットは、効率よくテイクアウト注文を取ることができるようになることです。店頭や電話でのテイクアウト注文の対応を減らす事ができるので、かなり効率よく店舗運営を行うことができます。今までは紙に受け渡し時間や商品を書いて管理していた工程が、全てタブレットに自動的に情報が入ってきます。注文が入ってきたらタブレットから音が鳴るので、他の作業をしながらでも注文の管理を行えます。

テイクアウト用モバイルオーダーの導入メリットとしては、主に以下のようなことが挙げられます。

SNSやチラシで集客ができる（お客様側・お店側）
時間指定ができる（お客様側・お店側）
事前決済ができる（お店側）

SNSやチラシで周知・集客ができる（お客様側・お店側）

テイクアウト用モバイルオーダーはURLやQRを読み取ることによりテイクアウトの注文画面を開くサービスです。

お店側でLINEやInstagramの公式アカウントのプロフィール欄などに「テイクアウトはこちらから」といった文言とURLを添付しておくだけでテイクアウトの注文を取る事ができます。

Googleマイビジネス・HP・各SNSの一括管理サービス「Canly（カンリー）」の提供を行う株式会社カンリーによると、飲食店を探す際に頻繁に利用する情報サイトは食べログやぐるなびなどのグルメサイトに続き、Instagramを筆頭にSNSも頻繁に利用されていることが分かります。

飲食店を探す際に頻繁に利用する情報サイト

・食べログ：57.9%
・Google検索、及びGoogleマップ検索：46.7%
・ぐるなび：40.2%
・ホットペッパー：36.4%
・Instagram：31.8%
・お店の公式HP：22.4%
・Twitter：18.7%
・その他：9.3%
・特にない：9.3%

→参照　若者の飲食店探しに関する実態調査　

時間指定ができる（お客様側・お店側）

お客様側では、注文時に今日のいつ取りに行くかを選択することができます。
時間が限られている会社員や主婦の方など需要はかなりあります。また、お店側からすると今まで電話や店舗にて口頭で注文を取っていた時間が無くなるのでかなり業務も楽になります。

事前決済ができる（お店側）

注文から決済までできるので店頭で会計の対応をする必要がない点もメリットの1つです。会計業務の負担軽減の効果もあります。

このようにテイクアウトを利用するお客様と、導入する飲食店のどちらにもメリットがある事が分かります。
テイクアウトをご利用されるお客様からはテイクアウト注文をしやすくなったと、飲食店からはスタッフの仕事が楽になって導入してよかったと嬉しいお声を頂くことが多々あります。

実際のお客様目線での注文方法はこちらになります。

テイクアウト用モバイルオーダーの導入事例

NEW SMILE様

→インタビュー記事　洋食店からお弁当屋へ業態転換　モバイルオーダーの導入で機会損失を防ぎ売上最大2.5倍に！

↓インタビュー記事抜粋
お弁当は1日平均170〜200個ほど売り上げていますが、大口注文が入ると400〜500個ほどとなります。モバイルオーダーシステムを使うことによって、一度に多くのお客様のご注文に対応できるようになり、リニューアル前に比べて売上は２〜2.5倍へと成長しています。

・モバイルオーダーでの注文を4割まで上昇させた秘訣は？

店頭には大きなポスターを置きモバイルオーダーへの誘導を促しました。チラシやお弁当箱、配達の段ボールなどにもＱＲコードを掲載。Instagramや食べログにもサイトへ誘導するためのＵＲＬを掲載しています。1度訪れたお客様は、店内で待たなくてもいいというメリットを分かってくださるようで、モバイルオーダーの利用が4割ほどになるまでには、それほど時間がかからなかったです。また、フリーレイアウトもシンプルなデザインで見やすく満足しています。

参照→自由なレイアウトで飲食店の売上アップ！モバイルオーダーのフリーレイアウト機能とは

Fast Salad様

→インタビュー記事　Kiosk前払いとOkage Go店外版導入で幅広いニーズに対応しながら精算業務の簡素化を実現！

↓インタビュー記事抜粋

・テイクアウト用のモバイルオーダーは何割くらい活用されていますか？

現在は売上の1〜２割がテイクアウト用のモバイルオーダーです。チラシにQRコードを掲載したり、チラシを配布・ポスティングさせていただき販促していました。当店がオフィス街に立地していることもあり、比較的時間に制約のあるオフィス勤務の方や、ランチタイムに待たずにお持ち帰りしたい方、帰宅前に立ち寄ってお持ち帰りして夕食にしたいというお客様にご利用いただいています。